(趣旨)

第1条　この規則は、戸籍事務を処理する電子情報処理組織(以下「戸籍総合システム」という。)に係る戸籍及び除籍・改製原戸籍のデータの保全並びに保護に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(事務処理の範囲)

第3条　戸籍総合システムにより処理する事務の範囲は、次に掲げるものをいう。

(保護管理者の設置)

第4条　戸籍データ、戸籍総合システムのプログラム及びドキュメントを最新の状態に維持するため的確に管理し、その保護に万全を期すため、住民生活課に保護管理者を置く。

(戸籍データ及びプログラムの管理)

第5条　保護管理者は、戸籍データの適正な保全及び保護を図るため、次に掲げる措置を講じなければならない。

(ファイル、出力帳票の保管及び廃棄)

第6条　保護管理者は、ファイル、出力帳票の保管及び廃棄について、次に掲げる措置を講じなければならない。

(ドキュメントの管理)

第7条　保護管理者は、ドキュメントの保管を適正に行うため、次に掲げる措置を講じなければならない。

(端末装置管理者の指定等)

第8条　保護管理者は、端末装置の管理及び適正な運用を図るため、端末装置管理者を指定しなければならない。

(パスワードの管理)

第9条　保護管理者は、操作者を識別し、その処理する事務の範囲を限定するため、当該操作者ごとにパスワードを設定し、付与しなければならない。

(パスワードの秘匿)

第10条　操作者は、パスワードの入力に際して、当該パスワードが他に知られることのないようにしなければならない。

(指導研修)

第11条　保護管理者は、戸籍担当職員に対し、業務上必要な研修を実施するものとする。

(操作教育)

第12条　保護管理者は、戸籍担当職員に対し、適正な電子情報処理組織の操作について、必要な指導教育を実施するものとする。