○芦北町予防接種健康被害調査委員会要綱

平成17年1月1日

訓令第31号

(設置)

第1条 本町が実施した予防接種による健康被害の適正かつ円滑な処理の方法を調査するため、芦北町予防接種健康被害調査委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

(所掌事務)

第2条 委員会は、次に掲げる事項について、医学的見地から調査する。

(1) 予防接種を受けたことにより疾病にかかり、重度障害となり、又は死亡した者(以下「健康被害者」という。)に係る疾病の状況及び診療内容の的確な把握

(2) 健康被害者に対して行うべき応急措置の内容、今後行うべき最善の診療方策及び特別の検査又は剖検実施の必要性

(3) 前2号に掲げるもののほか、町長が前条の目的を達成するために必要と認めた事項

(組織)

第3条 委員会は、委員4人及び専門委員1人をもって組織する。

2 委員は、町長並びに町長が任命する保健所長及び医師(水俣市芦北郡医師会から推薦された者)2人をもって構成する。

3 専門委員は、県が編成した専門医師集団のうちから推薦する専門医師を、予防接種による健康被害発生の都度町長が任命する。

(委員の任期)

第4条 委員の任期は、3年とし、専門委員は、当該事例の調査が終了したときに、解任されるものとする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。

(会長)

第5条 委員会の会長は、町長とする。

2 会長は、委員会を代表し、会務を総理する。

3 会長に事故があるときは、あらかじめ会長が指名した委員がその職務を代理する。

(会議)

第6条 委員会の会議は、会長が招集する。

2 会長は、会議の議長となる。

3 委員会は、委員及び専門委員の半数以上の出席がなければ会議を開くことができない。

4 議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

(意見の聴取)

第7条 委員会は、必要があると認めるときは、議事に関係ある者に出席を求め、その意見を聴くことができる。

(記録)

第8条 委員会に、会議の経過及び結果を記録した会議録を備えなければならない。

2 会議録には、会長が署名押印するものとする。

(庶務)

第9条 委員会の庶務は、健康増進課において処理する。

(その他)

第10条 この要綱に定めるもののほか、この要綱の施行に関し必要な事項は、会長が委員会に諮って定める。

この要綱は、平成17年1月1日から施行する。

(平成30年1月25日訓令第4号)

この訓令は、平成30年4月1日から施行する。

芦北町予防接種健康被害調査委員会要綱

平成17年1月1日 訓令第31号

(平成30年4月1日施行)

体系情報
第8編 生/第3章 生/第1節 保健衛生
沿革情報
平成17年1月1日 訓令第31号
平成30年1月25日 訓令第4号