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年頭あいさつ(令和6年)

更新日:2024年02月05日

  町民の皆さまへ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
  はじめに、新年早々に発生した能登半島地震、羽田空港の航空機事故において犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。特に、震度7を記録した能登半島地震においては、熊本地震を上回る甚大な被害となっており、令和2年7月豪雨の際、全国から温かい気持ちを寄せていただいた町として、被災地の復旧・復興の一助となれるよう支援してまいりたいと考えております。
  さて、昨年を顧みますと、世界で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症が5類移行となり、日常生活が通常ベースに戻るとともに、国内消費の活性化やインバウンドによる外国人観光客増加など経済活動や賑わいもコロナ禍前の水準に回復しました。また侍ジャパンのWBC優勝や大谷翔平選手の大活躍、ボクシング井上尚弥選手の2階級4団体統一、藤井聡太棋士の史上初の八冠獲得など日本を元気づける話題も多く見られました。
  一方、国際情勢に目を転じれば、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東における紛争激化など、依然として不安定な状況にあり、エネルギーや食糧価格が高騰し、我々の生活にも大きな影響を及ぼし続けています。さらに、地球温暖化の影響による異常気象が常態化しており、夏の平均気温が過去最高を記録。世界各地で自然災害が頻発化・激甚化しており、「地球沸騰化」なる新たなワードも登場した一年でもありました。
  本町においては、令和5年を復興元年プラス2と位置付け、災害からの復旧・復興を最優先の行政課題として取り組みました。令和2年7月豪雨から3年6か月が経過しましたが、災害公営住宅2か所が完成し、被災された方の生活再建が進むとともに、復旧工事の完成も7割を超え、発災前の姿を取り戻しつつあります。また、各種イベントや地域祭りの復活なども重なり、町に活気が戻ってきたように感じており、この流れをさらに強固なものにしていく必要があると考えています。
  人口減少によって社会全体が縮小していく時代となりましたが、その中においても、災害復旧の早期完遂を最優先に、次代を見据えた創造的復興、町民の安全・安心な暮らしの実現に向け、各種事業を積極的に展開する一年としてまいりますので、町民の皆様のご支援とご協力をお願いします。
  令和7年1月1日に芦北町は合併20周年の節目を迎えます。この一年が皆さまにとって希望に満ちた素晴らしいものとなりますことを祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

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