マダニの対策について
更新日:2024年05月08日
マダニについて
マダニはクモ類の一種で、微小な体にも関わらず大きな病原体を保有することで知られています。
野山や草むらに生息しており、木の葉や草の裏側に隠れて、接触した動物に寄生します。
宿主は主にイノシシやシカなどの野生動物ですが、散歩中のヒトやペットに寄生することもあります。
マダニに咬まれることで、日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などのダニ媒介感染症に感染する恐れがあるため、注意が必要です。
(1) 特徴
- 体長:吸血前3ミリメートルから8ミリメートル 吸血後10ミリメートルから20ミリメートル
- 生息地:日本国内全域
- 生息場所:野山や草むら(葉の裏に隠れていることが多い)
- 活動時期:1年を通じて活動しているが、春から秋にかけて活動が活発になる。
(写真提供:国立感染症研究所)
(2) マダニに咬まれないために
キャンプやハイキング、農作業の際には以下のポイントに気を付けましょう。
- 長袖、長ズボンを着用し、帽子や手袋で肌の露出を少なくする。
- 目視でマダニを確認できるように、明るい服を着用する。
- 野山に入る際はサンダル等は避け、足を完全に覆う靴を着用する。
- 必要に応じて、虫よけ剤(マダニに効果があるもの)を使用する。
(3) マダニに咬まれたら
無理に引き抜こうとすると、マダニの中の病原菌等が押し出される恐れがあります。
また、引き抜く際にマダニの口器が皮膚に残り、化膿してしまうことがあります。
咬まれているのを確認した際は、無理に引き抜かず、医療機関(皮膚科など)で処置してもらいましょう。
マダニに咬まれた後は、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が現れた場合は、医療機関を受診しましょう。
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