ほたる観察情報
更新日:2025年05月19日
内野川のほたるが見頃になりました
令和7年5月8日、内野川のほたるの出現数が150頭から200頭になり見頃になりました。夜の気温が低い日が続いたため、去年より時期が遅くなりましたが、今年もたくさん飛んでくれそうです。飛んでいる場所は、内野橋から湯尻橋とその下流にかけてです。ほたるサイン看板が目印になります。
ほたるは、晴れた日か曇りの日の、気温が15度以上で、風が無いか弱い日の午後8時ごろがたくさん飛びます。
ほたるを観察する時は、夜で暗いので、足元や車に十分気を付けてください。
令和7年5月8日午後8時30分内野川で撮影
内野川のほたる出現が最盛期を迎えました
令和7年5月15日、内野川のほたる出現が約500頭となり、今が出現の最盛期になりました。この日は、昼間の温度が26度くらいまで上がり、夜になっても20度を超えていたことと、次の日から雨が予想されていたので湿度が高かったためたくさん飛んだものと思われます。
夜8時ごろには、ほたるがたくさん見られる湯尻橋に次々と親子連れなどが訪れ、延べ15から20人ほどがほたる見物に来られていました。
この日は、乙千屋川の乙千屋橋付近でも数頭飛んでいたので、山間部の今村川・吉尾川・漆川内川でもそろそろ飛び始めると思われます。
ほたるを観察する時は、夜で暗いので、足元や車に十分気を付けてください。
令和7年5月15日午後8時30分内野川で撮影
ほたるを鑑賞する時の注意点
初夏の夜の風物詩であり、自然の美しさを楽しむほたるの鑑賞には、以下の点にご注意ください。
美しい里山と、そこを住みかとするほたるを守るため、ご協力をお願いします。
ほたるは鑑賞するだけにしましょう
ほたるの命は、2週間程度といわれています。捕まえたり持ち帰ったりすれば、ほたるの仲間は増えなくなって、ほたるが見られなくなってしまうかもしれません。はかなくも一生懸命輝くその光を、そっと見守ってください。
鑑賞する時は静かにしましょう
ほたるが最も飛ぶ時間は午後8時ごろです。暗闇ではしゃぐことは危険であり、他の人や地域に住んでいる人たちの迷惑になってしまいます。ほたるは静かに鑑賞してください。
ほたるに明かりを当てないようにしましょう
ほたるは明かりが苦手な生き物です。車のライトや携帯電話、懐中電灯、カメラのフラッシュなどの明かりをほたるに向けないようにしてください。暗い場所は危ないですが、移動するとき以外は明かりは必ず消すようにしてください。
危険な場所に注意しましょう
ほたるが飛ぶ場所は、田んぼや水辺など足元が悪い場所が多くあります。そういった場所の草むらには、ヘビなどの危険な生き物がいる場合もありますので、道路などの安全な場所から鑑賞してください。
ゴミは必ず持ち帰りましょう
ほたるはきれいな水辺でしか生きられません。また、ゴミはほたるの命を脅かす深刻な原因になってしまいますので、ゴミやたばこの吸い殻は捨てずに必ず持ち帰ってください。
車の駐車に注意しましょう
ほたるの鑑賞場所には、駐車場などの車を停めるスペースはほとんどありません。駐車をする場合には、通行の邪魔にならない路肩の広い場所に停めてください。
お問い合わせ
- お問合せ先
- 住民生活課環境対策係
- 電話番号:
- 0966-83-9665
- ファックス番号:
- 0966-82-2893